店舗が地域のコミュニティセンターとなる「無印良品 板橋南町22」がオープン

 「無印良品 板橋南町22」が、11月17日(木)にオープンしました。板橋区と豊島区の境界近く、住宅の多いエリアに位置するスーパー隣接の店舗です。「ふだん専門店」として「毎日使うものを便利に、気軽に、安心して買うことができるお店」を目指し、オープン前から地域住民の皆さんと、「必要とされる店になるためにはどうあるべきか」、「地域全体で活性化していくためにはどうすべきか」を一緒に考え、店づくりを行ってきました。店舗限定の板橋南町22ならではの商品や、無印良品初のサービスも揃えました。その一部をご紹介します。

■店舗概要
 東京メトロ有楽町線・副都心線 要町駅から徒歩10分の距離にある住宅街の中に位置し、店舗の前には山手通り(大きな幹線道路)があります。また、隣にはスーパーマーケットがあり、駅からは離れているものの、地域のお客様が来店しやすい場所に位置しています。「ふだん専門店」をコンセプトに、地上4階立ての店舗では、日常生活の基本を支える商品や収納に関する無料相談など毎日の生活に役立つ商品やサービスを提供するほか、無印良品で初めて「3Dプリンタ工房」や「アイススタンド」を設置。「MUJI Kitchen」では、「てりやきバーガー」や「ハンバーグ弁当」、板橋のお弁当屋さん監修の「バタ天」などの限定商品を数多く販売しています。お客様の日常生活をサポートする店舗としてお客様の毎日のくらしに寄り添い、暮らしを快適にする商品とサービスを取り揃えています。
 
<地域に役立つ店舗、コミュニティセンターを目指して>
 地域のコミュニティセンターを目指し、無印良品 板橋南町22では、近隣の地図を1階に設置、その地図に地域でつながりができたお店の情報を掲出し、地域情報の発信を行っています。また、地元で活躍される起業家やクリエーター、地域の皆様と様々な取り組みを行っています。

●新・「板橋のいっぴん」の取り扱い
 新店オープンに先駆けて、今年9月に板橋区と包括連携協定を締結しました。板橋地域の活性化、子育て支援等様々な取り組みを板橋区と行ってまいりますが、店舗オープンを機に店内で「新・板橋のいっぴん」の販売を開始。「板橋のいっぴん」は、20年以上地域愛されてきた板橋を代表する食のブランド品です。今まで「板橋のいっぴん」に認定されてきた商品は殿堂入りし、今年新たなに「板橋のいっぴん」を店舗から募集、区民による投票、有識者による審査を経て、新たに64の商品が「板橋のいっぴん」に認定されました。板橋区民の皆さまはもちろん、周辺にお住まいのお客様にも「板橋のいっぴん」から、改めて区の魅力を知っていただきたいと考えています。

 
●「無印良品 板橋南町22」オリジナルメニューは地元密着
 2階のMUJI Kitchenでは、ホットデリ、コールドデリはもちろんのこと、「無印良品 板橋南町22」のオリジナルメニューとして店内調理のお惣菜「手ごねハンバーグ」や、板橋区で仕出し・弁当販売を行う「アホウドリ」が監修した「東京バタ天」を販売しています。東京バタ天は東京都産のバターナッツカボチャを使用しています。ハンバーグもバタ天もオープン時から多くのお客様にご好評いただき、お買い求めのお客様で長蛇の列ができることもあります。また、近隣のクラフトビール醸造所で製造している「無印良品 板橋南町22」オリジナルクラフトビールも2種類販売しています。

●地元のお客様、企業の方々とお店を考える「22会議」の開催
 無印良品 板橋南町22では、板橋区や周辺地域で活動する方をゲストスピーカーとしてお招きし、「板橋エリアを活性化するために何ができるのか」を近隣にお住まいの方と共に考える「22会議」を店舗の住所でもある22番地にちなみ、毎月22日に開催しています。既に実施した会では、「地域の人とつくる無印良品」「地域をよくするためにできること」をテーマに、ゲストと店舗スタッフ、参加いただいた地域の皆さんと議論をしました。
 人と人がつながり、お店とまちがつながり、新しいコトやモノが創造され、そしてそれらが循環することで、地域がさらに豊かになることを目指し取り組み目指していきます。

●地域のみなさまの情報発信の場としても活用
 2階のフロアでは、板橋区の園芸店「松澤園芸」が育てた鉢植えや、「青梅ファーム」の無農薬で栽培されたこだわり野菜、東京都産野菜を東京の農家団体である「こくベジ」、「東京ネオファーマーズ」に所属している「コロット」の野菜を取り扱っています。地元や近隣で活躍する皆さんの商品を知っていただき、無印良品の商品と一緒に味わい楽しんでいただけるよう販売しています。また、その商品を紹介する黒板には、生産者の方々がどのような方かわかるように、地元のイラストレーターの方に素敵なイラストを描いていただいています。


<環境にやさしい生活の役に立つ新サービス>
●無印良品で初めてのアイススタンド 
 ちょうどいい量を欲しい分だけ購入できる量り売りのサービスにアイススタンドが登場しました。8種類のフレーバー※を、シングル、ダブル、トリプル、8種盛りから選択できます。購入したお客様からは、「家族で食べるので8種盛は嬉しい!」というお声をいただいています。ジャージー牛乳味や抹茶味が人気です。

●3Dプリンタ工房の設置
 無印良品の商品をもっと便利に使用していただくための拡張パーツ(自助具)を3Dプリンタで作成するサービスを無印良品で初めて開始しました。この拡張パーツは、障害や病気、年齢などにより、日常生活の中で少し難しい動作を補うためのパーツです。例えば握力が弱く、缶ボトルの蓋を開けられないなど、日常生活の動作を補助具をつけることで自分で開けられるようにします。現在、販売している拡張パーツは全部で4種類。「本を引き出しやすいしおり」、「上げ下げしやすいファスナーフック」、「缶ボトルを片手で開け閉めしやすいオープナー」、「ファイルボックスを片手で引き出しやすいテープハンドル」を販売しています。「ファイルボックスを片手で引き出しやすいテープハンドル」が一番人気だそうです。

●ヘアケア用品と洗剤の量り売り
 無印良品で初めてお客様ご自身で量っていただく「洗剤の量り売り」を設置。スタッフを呼ばずとも、お客様ご自身で気軽に洗剤を量ることができます。また、東日本で初めてヘアケア用品の量り売りが始まりました。

 「オープンはこの地域での活動のスタートです。 たくさんの方々とコミュニケーションを通じて、 より良い暮らし、より良い地域になるよう、 毎日の営業や、地域活動を通じて、お客様の信頼を得て、この地域になくてはならない存在を目指します」と店長の成松さんは話しています。