数字で見るサステナビリティ
良品計画は、提供する商品やサービスや活動を通じて、資源循環型・自然共生型の社会、持続可能な社会の実現に貢献します。自然とのより良い関係を目指し、地球資源の循環化および廃棄物削減に向けて行っているさまざまな取り組みとその実績を数字でご紹介します。
繊維製品の年間回収量
約52t
ReMUJI年間販売数
30,433着
プラスチック製品の回収対象アイテム数
251アイテム
給水器設置店舗数
431店舗
フードドライブの実施店舗数
91店舗
紙製ハンガー・フックの年間リサイクル量
9,230kg
繊維製品の年間回収量
約52t
日本では、愛用していたけれど着古した、サイズが合わなくなったなどの理由で不要となった衣料品のうち、再利用・再資源化される割合は30%程度で、残りの約70%はごみとして廃棄され、その数は毎年約50万トンにのぼります※1。 良品計画では、2010年より、地球資源の循環化、廃棄物削減に向けて、不要な繊維製品を店頭にて回収しています。 回収した繊維製品は手を加えることで衣料品としてアップサイクルしたり、着られないものを原料としてリサイクルしたりしています。 2023年8月期は約52tの繊維製品を回収し、リユースおよびリサイクルしました※2。
ReMUJI年間販売数
30,433着
お客様に長年ご愛用いただき回収した商品や、ものづくりと流通の過程で発生する販売できなくなった商品をためておき、藍色に染め直し、新たな価値のある商品に再生させる取り組みです。
日本は古くから染め直したり、布を組み合わせ、刺し子をして補強をしたりしながら布を大切に扱っていました。私達はその先人の知恵を生かし、服を日本で染め直し、新たに息吹を加え、服を大事に着るということをみなさまとともに考えていきたいと思います。
プラスチック製品の回収対象アイテム数
251アイテム
無印良品は、資源循環の取り組みの一環として、当社プラスチック製品の回収およびリサイクルを行っています※1。
2020年7月より、ご使用済みの化粧水や乳液のボトル、自分で詰める水のボトルなどの回収をスタートしました。
回収したこれらのPET素材のボトルは、ポリエステル原料にリサイクルすることで、プラスチックごみを削減し、石油由来原料の有効活用につなげています。
そして2023年2月より、対象アイテムを拡大し、不要になったプラスチック製の収納用品やダストボックス、スツールなどの回収も、全国のお店※2ではじめています。2023年8月末時点における、回収対象アイテム数は251アイテム※3です。
購入した無印良品の店舗や時期、破損の有無にかかわらず回収し、基準をクリアしたものは中古品として再度販売。基準に満たないものは、粉砕・洗浄した後に、再生原料として無印良品の商品に生まれ変わります。
無印良品は、ものをつくり、ものを売る立場として、役割を終えたものの行く末を考え、ムリ・ムダの少ないリサイクル・リユースの実現を目指しています。
回収対象アイテム数の内訳
プラスチックボトル 52アイテム
その他プラスチック製品 199アイテム
リサイクル量(2023年8月期)
プラスチックボトル 2293kg
その他プラスチック製品 14.4t
給水器設置店舗数
431店舗
プラスチックごみを削減する取り組みの一環として、無印良品の店内に給水機を設置しています。店頭で「自分で詰める水のボトル」をご購入いただくか、マイボトルをご持参いただくと、どなたでも無料でご利用できる水道水を利用した給水サービスです。2020年に113店舗から始まり、2023年8月末時点では実施店舗数が431店舗に拡大しています。
プラスチックごみへの対応が緊急課題となっているいま、私たちにできることは何でしょう。毎回ボトルを捨てるのではなく水を詰め替えることはできそうです。まずは1日1本でも空のペットボトルを減らすことから。持続可能な社会への第一歩として、無印良品は「自分で詰める水」を提案します。無印良品の店鋪にお客様が自由にご利用いただける給水機を設置しました。
フードドライブの実施店舗数
91店舗
食品ロス削減のため、無印良品では各地域の自治体と提携し「フードドライブ」の活動をはじめています。家庭で余っている賞味期限間近の食品(缶詰・レトルト食品・乾物・乾麺・飲料・調味料等)を店舗で回収し、フードバンク団体を通じて、地域の福祉団体や施設などへ提供する取り組みです。2020年12月にオープンした無印良品 東京有明にて開始し、2023年8月末時点では実施店舗数が91店舗に拡大しています。
紙製ハンガー・フックの年間リサイクル量
9,230kg
無印良品は、循環型社会の実現に向け、商品の陳列に使用している紙製ハンガー・フックの回収およびリサイクルを行っています。
当社は、環境負荷低減の取組みとして包装資材の脱プラスチックを進めており、2019年から陳列用のハンガーやフックを再生紙に順次切り替えてきました。2022年10月より、それらを回収・リサイクルすることで、さらなる資源の循環を目指しています。
回収の対象となるのは、ショーツやボクサーパンツ、靴下などに付属している、さまざまなかたちの紙製ハンガーとフックです。
回収後は、工場で溶かして紙に再生したのち加工し、無印良品の一部商品の紙製ハンガーに活用しています※1。
無印良品のすべてのお店※2のレジや店内に回収ボックスを設置しています。
みなさんと一緒に、環境のためにできることをひとつずつ。紙製ハンガー・フックの回収にご協力をお願いします。