働く仲間の尊重
研修・育成の考え方
良品計画は、社員が高い目標にチャレンジし、努力し、達成した時の充足感を持てる風土を作り、社員個々の成長や専門的な知識・スキルアップにつながるため、新入社員から管理職・役員を対象に、さまざまな研修プログラムを提供しています。
2022年8月期は、約2,200名の社員が社内外の様々な研修プログラムに参加し、累計研修時間は約73,000時間、総研修費用は約112,000(千円)となりました。
リーダー人財育成セッション
2022年より国内外の役員、部長、課長が集まり、社長も交えて討議する「リーダー人財育成セッション」を開始しました。業務で成果を上げるために必要な考え方や行動について議論し、相互理解を深めるとともに、日々の業務改善につなげていく討議型の研修です。本セッションを通じて、良品計画が求めるリーダー人財を育成し、組織としての成果を最大化していきます。
3年目店長プロジェクト
入社して3年目で店長として活躍する人材の育成に向けて、2年間で店長に必要なマインドとスキルをOFFJTの研修と店舗でのOJTで醸成するプログラムです。2年間で合計37日間、約260時間の研修をプログラム化し、2019年からスタートしています。現在は、約370人がプロジェクトの対象者として参画し、2019年から累計で約2,400時間以上の研修を実施しています。(2022年8月時点)
コミュニティマネージャー育成研修
良品計画では、地域行政/企業/地域で活躍する事業者や生産者/住民の皆さまなど様々な人とつながり、地域の課題解決を掘り下げ、事業化までを構想、実践する役割を持つコミュニティマネージャーの育成に力を入れています。本研修を通じて、自己の在り方、自己と他者の広がりに基づく世界のあり様を探求し、良品計画の理念やビジョンを深く体感することで「自身が本当に大切にしていること」を事業の中で具現化できる人財を輩出します。
暮らしの編集学校
「暮らしの編集学校」は"「最良の生活者を探求する」無印良品の感性を持つ、「暮らしの編集者」の育成"をテーマに、2018年よりスタートしました。地域の暮らしに隠れている魅力を発見し、その魅力を価値として提案できる感性・知性を持つ「暮らしの編集者」を育てる社内教育プログラムです。地域コミュニティを訪れ、地域で活動を続ける"ローカルヒーロー"や自治体、住民の方たちとコミュニケーションをし、その地域でのより良いくらしを考え、事業プランを提案しています。2018年から5回実施し、合計85名の社員が参加しました。
ハラスメント研修
「グループコンプライアンス行動指針」に則り、ハラスメントを防止することと、マネジメントスキルの向上のために、新任管理職者向けにハラスメント研修を定期的に開催しています。2022年度は約206名の社員が研修に参加しました。
キャリア開発支援
語学補助
自己啓発の一環として、社員、嘱託社員と一部のパートナー社員を対象に、英語・中国語・日本語・駐在先言語・店舗出店国言語など、個人で利用した語学学習の費用の一部を補助します。