「はじまりの家」プロジェクトがスタートしました

 無印良品 広島パルコと広島県安芸太田町の協業による「はじまりの家プロジェクト」がスタートしました。

 安芸太田町は、広島県の北西部に位置し、西中国山地国定公園や三段峡などを有する自然豊かで四季を通じて訪れる人が絶えない観光地で、広島市中心部から1時間足らずで行けるアクセスの良さも特長です。一方で人口減少や少子高齢化が進んでいることから、地域の良さを体感していただき移住者を増やすことを目指して、町内の空き家をお試し住宅として利用していただくプロジェクト「はじまりの家」がスタートしました。町内事業者と無印良品 広島パルコが協力して空き家1棟をリノベーションし、田舎での生活を実際に試してみたい方や安芸太田町への移住を検討している方を対象に、7月17日(金)※よりお試し居住体験の申し込み受付をスタートしています。
 安芸太田町はじまりの家 HP
 ※実際の居住体験は8月1日(土)より開始予定

 無印良品 広島パルコは、2019年度より広島の中山間地域である安芸太田町にて、店外イベント「三段峡のネイチャーツアー」や「井仁の棚田の稲作イベント」を開催してきました。それらの活動をとおして、安芸太田町役場地域づくり課の方とつながりが生まれ、「過疎化」「空き家」に関して協業のご提案をいただき、今回の取り組みへと発展しました。「安芸太田町の住民を増やす」「安芸太田町の空き家の活用策を考案する(リノベーション)」ことを目標に、町内関係者や社内関係各部署とともに取り組んでいます。

 地元住民の方の「事業として成立しなければ地域と企業のお互いの存続は無い」という声に後押しされて、「はじまりの家」を起点とするいろいろな夢が広がっています。例えば、地元の大工さんだけでなく町外から安芸太田町に訪れた方と一緒に、「はじまりの家」に隣接した古い蔵をDIYしてちょっとしたイベントスペースを作り上げることによって、町への愛着がうまれ、町の魅力に気付いていただくきっかけになればと考えています。
 
 今後の取り組みにご注目ください。

※記事に記載している情報は、発表日時点のものです。