ニュースリリース

広島県福山市との災害時物資売買予約契約締結のお知らせ 店舗流通在庫を活用した備蓄方法を開発

2023.02.22

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無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 堂前 宣夫)と広島県福山市(市長 枝広 直幹)は、災害発生時に福山市内にある「無印良品 ゆめタウン福山」の店舗在庫からあらかじめ取り決めた商品の品目・数量を提供するための売買予約契約を本日2月22日(水)に締結しました。これにより、緊急時に必要な物資提供を可能にするだけでなく、平常時の災害備蓄品を保管する際の倉庫費や在庫棚卸作業費、備蓄品の買い替え費の削減につながります。

なお、本年5月に災害時を想定した本契約スキームおよび物資輸送の検証・訓練を行う予定です。

良品計画は、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指し、各自治体や地域住民とともに地域を活性化するさまざまな取り組みを進めています。また、地域に開かれた店舗運営を通じて、店舗が人と人、人と自然、人と社会をつなぐ場となることを目指しています。

災害への備えについても、「いつものもしも」をコンセプトに、予測ができない災害に対して「いつ起こっても大丈夫」といえるように日常から備えを行うこと、使い慣れた日用品や食品で災害時も対応できることを目指し、自治体と連携した防災ワークショップやイベントの開催などの啓発活動を各地で行っており、広島県でも昨年8月に広島市内で防災イベント行いました。

本契約は、平常時に両者間で対象品目・数量をあらかじめ決定し、自然災害が発生した際に、「無印良品 ゆめタウン福山」から当該品を提供する契約です。予約契約をいただくことで、常にあらかじめ定めた在庫数を店舗で確保しておくことができます。災害時の備蓄食品は長期保存が可能ではあるものの、賞味期限があります。また、簡易トイレや生理用品などについても使用期限があるため、備蓄する際には、棚卸や物資の更新が必要です。「予約」とすることで、賞味・使用期限のある商品を買い替えすることなく自動的にローリングすることが可能となります。本契約で確保する物資は以下の通りです。

災害時に良品計画が提供する契約物資

  1. 調理不要食料   2,000食
  2. 簡易トイレ     360個(5,400回分)
  3. 生理用品        9パック(108枚)

当社は、引き続き地域の皆様とともに、感じ良い暮らしと社会の実現に向け、様々な取り組みを進めてまいります。

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株式会社良品計画 経営企画部 広報課
rk-pr@muji.co.jp