地域の“くらしの真ん中”になることを目指す「無印良品 直江津」オープンのお知らせ

無印良品を展開する株式会社良品計画(東京都豊島区/代表取締役社長 松﨑 曉)は、頸城自動車株式会社(新潟県上越市/代表取締役社長 山田 知治)が運営する直江津ショッピングセンター(新潟県上越市)に、2020年7月20日(月)、「無印良品 直江津」をオープンすることをお知らせします。

地域の"くらしの真ん中"に

今夏オープンする「無印良品 直江津」は、地域の"くらしの真ん中になる"ことをテーマに上越地域の良いものや楽しみ方を紹介し、魅力を伝えていくのはもちろんのこと、くらしに役立つ新しいコンテンツやサービスを盛り込んだ店舗です。

日本海に面した新潟県の上越地域は、日本有数の米どころとして知られています。その稲作文化の背景には、江戸後期に、北前船の上り船の積荷として運ばれてきたニシンの存在がありました。ニシンは北海道などの漁場で食用の乾物と魚肥のニシン粕に加工され、寄港地である越後国今町湊、現在の直江津に運ばれてきました。ニシン粕は、肥料として田に施され、上越の稲作の地力を整えました。遠方から運ばれたニシンは、上越地域の土や水にまざり、米づくりに役立つことができたのです。無印良品直江津は、「田んぼとニシン」のように、まぜこまれ、耕され、やがて町のお役に立てるニシンのような存在になりたいと考え、この店舗のコンセプトビジュアルに取り入れています。

地域の魅力や食のおいしさ・楽しさを伝えるお客様のくらしに役立つ店舗を目指して

広々とした約5,000m2の店内には、くらしの基本となる無印良品の商品を充実したラインナップで展開するほか、無印良品の考えにご賛同いただいたパートナー企業による食関連店舗や、地元農産品や特産物を販売する「なおえつ良品市場」など、"食"のコンテンツを多く展開します。また、「みんなの顔を見て食べるからおいしい」をコンセプトにした「なおえつ良品食堂」では、カレーやラーメン、定食、スイーツなど、世代を問わず楽しんでいただけるラインナップを揃えます 。

「無印良品 直江津」の新しい商品・サービス

お買い物を楽しんでいただくだけではなく、あらゆる世代の方々が集い交流する場となることを目指し、以下の新たな商品・サービスを展開してまいります。

【BOOKS & CAFÉ】

様々な本との出会いを楽しみ、ゆったりとくつろいでいただける「BOOKS & CAFÉ」のコーナーは、無印良品の店内に初出店となるスターバックスとMUJI BOOKSで構成しています。

MUJI BOOKSは、くらしのヒントとなる考えを「いろはにほへと」になぞらえて47のキーワードで編集します。特に強化するのは、「食」と「絵本」。レシピからエッセイまで、食にまつわる本を多数揃えるとともに、絵本をMUJI BOOKS最大級の品揃えで展開し、年齢別のおすすめ絵本の提案や、ご家族のコミュニケーションのきっかけとなる工作絵本や仕掛け絵本を幅広く取り扱います。また、本の内容の良し悪しに関わらず市場価値のみではじかれてしまった古本を、古紙として処理するのではなく本のまま次の読み手に渡すプロジェクト「古紙になるはずだった本」も展開します。

古くからの港町である直江津から着想した海の渦と巻貝をモチーフとした渦巻形状の什器を設置し、本棚の回廊を歩くことで、さまざまな暮らしのヒントに出会うしつらえとなっています。

【"食"のパートナー企業との取り組み】

2013年に創業し、ザ・ジャパニーズ・グルメストアをコンセプトとした全国のうまいものセレクトショップとして、全国各地の生産者の方々と一緒に開発した商品を販売する「久世福商店」、コーヒーと輸入食品のワンダーショップをコンセプトに、こだわりのオリジナルコーヒー豆30種をはじめ、見ているだけで楽しくなるような世界各国の珍しい食材や、お菓子、ワイン、チーズ、スパイスなどを展開する「カルディコーヒーファーム」が無印良品店内に出店します。「BOOKS &CAFÉ」で展開する「スターバックス」と合わせて、食の多彩さ、楽しさをお伝えしていきます。

【地域の魅力を伝える「なおえつ良品市場」】

農産物直売所「旬菜交流館 あるるん畑」と連携し、地域の農産物生産の拡大に向けて、地域産品を展開する「なおえつ良品市場」を設けます。上越産の旬の野菜をはじめ、上越市の伝承野菜や、不揃い・規格外の、「わけ」あって安い青果、米どころ上越を代表するお米やお酒、発酵食品や乾物、加工品まで品ぞろえします。

【「MUJI INFILL+」および「無印良品の家 陽の家」ショールームの導入】

専門販売員による収納相談、インテリアコーディネートに加え、お客様のくらしのニーズに応える空間を提供する「MUJI INFILL+」を導入します。あわせて、無印良品の店舗では全国初となる「無印良品の家 陽の家」のショールームを設置し、無印良品の家具や雑貨などを実際の住空間で体感できる展示をしていきます。

【MUJI CAMP TOOLS】

海、森林、冬山のウインタースポーツなど、アウトドアの楽しみが盛りだくさんな上越地域ならではの新しい取り組みとして「MUJI CAMP TOOLS」のコーナーを展開します。「シリコーン調理スプーン」や「吊るせるポーチ」、「頑丈ボックス」といった無印良品の定番商品のほか、シンプルかつ丈夫なつくりで直火にもかけられるシェラカップや、抜群の耐久性と保冷力で医療品の運搬などにも使われているクーラーボックスなど国内外のアウトドアブランドの商品を、屋外でも屋内でも機能を発揮する日用品として無印良品の視点で編集し、展開します。また、災害時に使い慣れた日用品で備える「いつものもしも」の提案も、MUJI CAMP TOOLSとあわせて行っていきます。

※ 無印良品:わたしの備え。いつものもしも。

学び・遊び・発見できるコミュニティスペース「Open MUJI」

2020年1月に上越市および頸城自動車との三者で締結した「地域活性化に向けた包括連携に関する協定」に基づき、上越市後援のコミュニティスペースとして学び・遊び・発見できる場「Open MUJI」を店舗内に設けます。無料の休憩スペース兼自習スペースとして、どなたでもお気軽にご利用いただくことが可能です。また今後は、無印良品が主催するイベントや、上越市や直江津ショッピングセンターとの共同イベントの開催についても、状況を見て開催する予定です。

アートを通じた地域活性化

無印良品が考えるアートを通じた地域活性化は、地域独自の生活や日常、自然や文化に向き合い、住民の方々とともに保存/継承/発展させていく活動です。今回の出店を機に、直江津のみなさんと「100年後の街の風景を描く」という発想で街づくりに参加していきたいと考えています。

様々なカテゴリーのアーティストと連動し、新たな視点から潜在的な地域の価値を見出すことで上越エリアの文化性を発展させながら、楽しくできる街づくり活動のきっかけを、アートを通じて作り上げていきます。詳細が決定次第、MUJI passportを通じてお知らせします。

新しい無印良品のかたち「移動販売バス」

包括協定のパートナーである頸城自動車株式会社と連携し、頸城自動車保有のバスを活用した移動販売を今秋より実施します。新型コロナウイルス感染症の影響により、私たちの生活様式は一変しました。生活の在り方が変わっても、地域で変わらず"役に立つ"ために、何ができるのか。「上越市の"くらしの真ん中"になり、つながりを創出・醸成するための場」としてお客様をお迎えする店舗に加えて、自らお客様のもとへ出向く、新しい無印良品です。店舗まではなかなか足を運びづらい中山間地などにお住まいの方々のもとへ無印良品から出向き、会話し、くらしの安心と楽しさをお届けします。

店舗概要

店舗名無印良品 直江津
所在地〒942-0004 新潟県上越市西本町3-8-8 直江津ショッピングセンター2F
売場面積4,934.65m2(約1,500坪)※ 無印良品直営エリア
オープン日2020年7月20日(月)
営業時間10:00~20:00

プレオープンの開催について

オープン直後の混雑を可能な限り回避することで、お客様に安心してお買い物を楽しんでいただくため、グランドオープンに先駆け、プレオープンを実施いたします。7月16日(木)~19日(日)は、近隣にお住まいのMUJI passportメンバーのうち、「無印良品 直江津」を店舗フォローしてくださった方から抽選でご招待します。詳細決定次第、MUJI passportを通じてお知らせします。

なお、20日(月)のグランドオープン以降は、新型コロナウイルス感染症の拡大予防を最優先に考え、店内の清掃・消毒や従業員の健康管理はもちろんのこと、状況に応じた入場制限などの感染防止対策を取り、お客様と従業員の安全と健康に配慮して営業してまいります。

アクセスMAP

[電車をご利用の場合]えちごトキめき鉄道 直江津駅下車 徒歩約10分

[バスをご利用の場合]直江津ショッピングセンター前下車すぐ

[お車をご利用の場合]国道8号 石橋交差点より約2分、北陸動車道 上越I.Cより約10分

関連ニュースリリース

2020年1月27日付 良品計画ニュースリリース
「無印良品 直江津」期間限定ストアオープンのお知らせ

2020年6月17日付 頸城自動車ニュースリリース
「直江津ショッピングセンターグランドオープンのお知らせ」

報道関係の方のお問い合わせ
株式会社良品計画 経営企画部 広報課rk-pr@muji.co.jp
以上