株式会社良品計画

環境への配慮

生物多様性

基本方針

良品計画グループは、創業以来、自然に配慮した素材を生かしてものづくりを進めてきました。これは、事業活動と地球環境が密接に関係しており、自然環境や動植物への負荷低減が重要な課題と認識しているためです。世界中の様々な原材料を使用してものづくりを行う私たちは、調達をめぐる課題に真摯に向き合い、持続可能な原材料調達を目指します。
良品計画グループは、自然を回復軌道に乗せるために生物多様性の損失を止め、反転させることの重要性を理解し、「昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMGBF)」に賛同し、活動が生態系に与える影響を最小限に抑え、生物多様性の保全を推進します。また、生物多様性保全に関する国際基準や枠組みに沿って、生物多様性に係るリスク、生物多様性への依存及び影響を定期的に評価・モニタリングし、透明性をもって開示します。

良品計画グループ 環境方針TNFD提言に基づく情報開示

目標

良品計画は、法律などで指定された保護地域からの資源の産出による森林破壊をなくすため、2050年までに、国内で販売しているパーム油、木材、綿を使用した商品については、持続可能な原材料を使用することを目標とします。また、ウール、ダウンについても動物福祉を考慮した原材料を使用します。

管理体制

環境マネジメント体制に従って管理・推進しています。

環境マネジメント体制

取り組み

環境デュー・ディリジェンス

良品計画グループは、「良品計画グループ 環境方針」に基づき、環境デュー・ディリジェンス(DD)の仕組みを構築し、サプライチェーン全体における環境への負の影響を特定、評価、予防・軽減することに努めています。

環境デュー・ディリジェンス

原材料ごとの取り組み

良品計画では、地球環境や動物福祉、生産者や地域への影響に配慮した倫理的な意味を持つ素材を「環境配慮型素材」としています。これらの素材を積極的に選択し、その調達量を増やすことで、資源循環型・自然共生型・持続可能な社会の実現に貢献していきます。

原材料調達の考え方

その他の取り組み

店舗での「木育」の活動

良品計画では、こどもたちに木のぬくもりのある遊び場で、木の大切さや魅力を感じてほしいという思いから、お買いもの中に親子で遊べる「木育広場」の設置に取り組んでいます。

店舗の活動

絶滅の恐れがある生きものの保護活動支援

良品計画では、絶滅の恐れがある生きものの保護活動の支援を行っています。絶滅の危機にある動物たちを題材としたこども用プリントTシャツのシリーズでは、売上金の一部をIUCN-J(国際自然保護連合日本委員会)に寄付しています。こどもたちがTシャツを着ることが、モチーフとなる生きものの保護活動に繋がると同時に、生きものたちの置かれている状況に興味を抱くきっかけとなることを期待しています。また、無印良品のネットストアおよびアプリにて、IUCN-Jへの募金窓口を設けています。

寄付・支援
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