募金券でつくれる未来
団体の紹介
vol.02
ファザーリング・ジャパン
パパの育児参加が、特別なことではなく、
当たり前のことである社会へ
育児参加を望む多くの父親たちと、そこに立ちはだかる壁
父親の笑顔が、家族に笑顔をもたらします
育児・家事への参加に関する調査において、今現在子どもを持つ30代、40代の男性の9割が、「仕事が忙しくとも、男性も家事・育児になるべく参加すべき」と回答したという結果があります。
反面、日本の男性における男性の育児休暇者の割合は、2016年現在、3%にも達していません。
父親自身が育児に参加する意欲は年々高まりを見せていますが、それを実現させるためには、社会的、意識的な面における、さまざまな壁をクリアする必要があります。
「役割意識」からの脱却も課題です
最近では「主夫」である男性が育児・家事において中心的な役割を果たす家庭も見られるようになりました。しかし、そういった新しい家庭形態が、どこでも受け入れられているわけではありません。
「男性は外で働いてお金を稼ぐもの」「女性は家庭を守るもの」。男性の育児参加を促進するには、まずはこういった、日本に根付いてしまっている性別の役割意識から脱却する必要があります。
「笑っている父親」が増えていくことで、家庭に笑顔が増え、
やがて社会の変革につながります
「笑っている父親」を増やしたい
父親たちが壁を感じずに育児に参加できる世の中になることで、日本の社会は大きく変わります。
少子化先進国のカナダでは「父親支援」が政府プロジェクトとして推進され、いまやほとんどの企業は男性の出産・育児休暇を認めています。
今以上に積極的に父親たちが育児に参加でき、子どもたちを大切にすることで、一緒に子育てを行う母親たちのストレスは減少し、子どもたちにも安心と笑顔をもたらします。
中・長期的に見れば、少子化問題や多くの社会不安などの解決にもつながっていきます。
イクボスが増えれば、社会が変わる
ファザーリング・ジャパンでは、父親の育児支援をさまざまなかたちで支援しています。パパ友づくりや家事の講座などはもちろん、夫婦や祖父母世代に向けたセミナーなども開催しています。
企業に向けてワーク・ライフ・バランスの啓発も行います。「女性活躍」「男性の育児参画」を推進する管理職を増やす「イクボス」プロジェクトなど、仕事と生活を両立できる職場の拡充を目指します。
もっともっと笑顔の子育てを!
全国各地で、子育てに奮闘している父親を助けるためのスクールを開催しています。
父親のみならず、女性活躍を推進する「マザーリングプロジェクト」や、孫育て推進の「イクジイプロジェクト」など、さまざまな角度で育児を支援します。
子どもたちを育てるために、毎日尽力しているご家庭への応援の気持ちを募金券にのせて、もっともっと笑顔で子育てができる社会をつくります。
プロフィール
ファザーリング・ジャパン
ファザーリング・ジャパンは、父親の子育て支援や、家庭や地域における自立支援を中心に活動を行うNPO法人です。パパの極意を学び、パパ友をつくれる「ファザーリング・スクール」や、女性活躍と男性の育児参画を推進する管理職を育成する「イクボスプロジェクト」など、さまざまな角度から子育てを支援しています。
ファザーリング・ジャパン
募金券でつくれる未来
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ファザーリング・ジャパンは、2016年8月24日から2017年2月23日の期間、
無印良品ネットストア「募金券」で募金を実施し、
163人の方から合計10,470円の寄付を集めることができました。
ご協力ありがとうございました。