株式会社良品計画
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無印良品について

What is MUJI?

「無印良品」とは、「しるしの無い良い品」という意味です。
しるしとは、ブランドを示すマークであったり、デザイナーがわかるブランド名であったり商品そのものの機能や品質、価値とは関係なく、人々に与えるイメージそのものをさします。
無印良品は、その名のとおり、しるしはないが質の良い商品を衣料品、生活雑貨、食品で40品目開発し、1980年に日本で生まれました。
当時の日本は、経済発展がめざましく、大量にモノが作られ、捨てられていく時代に突入していました。
そこで無印良品は、大量生産、大量消費社会のアンチテーゼとしてスタートしたのです。
起点はものの生産プロセスを徹底して合理化することで、簡素で気持ちのいい商品を低価格で生み出すことでした。

無印良品の3つの原則

  1. 素材の選択
  2. 工程の点検
  3. 包装の簡略化

この3つの原則は、創業時から現在まで変わらず大切にしている視点です。
たとえば、紙の原料であるパルプを漂白するプロセスを省略すると、紙はうすいベージュ色になります。
無印良品は、その紙でノートやメモ帳を作るだけでなく、パッケージ素材やラベルなどにも用いました。
結果として非常にピュアで新鮮な商品群が生まれたのです。
このように極めて合理的な生産工程からつくられた商品はとても簡潔です。
言わば「空っぽの器」のようなもの。単純であり空白であるからこそ、あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれると考えています。

演出過剰ぎみだった一般的な商品と好対照をなす無印良品の商品群は、日本のみならず世界に衝撃を与え、大きな共感とともに受け入れられました。
無印良品は、「これがいい」「これでなくてはいけない」というような強い嗜好性を誘うものづくりではなく、「これでいい」という理性的な満足感をお客さまに持っていただくことが、感じ良い暮らしと社会につながると信じています。
「これがいい」には微かなエゴイズムや不協和が含まれますが、「これでいい」には抑制や譲歩を含んだ理性が働いています。
しかしながら「で」の中には、あきらめや小さな不満足が含まれるかもしれません。
無印良品は「で」の中にある小さな不満足を払拭し、明晰で自信に満ちた「これでいい」の次元をお客さまとともに目指します。

省資源、低価格、シンプル、アノニマス(匿名性)、自然志向など、いただく評価はさまざまですが、いずれに偏ることなく、しかしそのすべてに向き合って無印良品は存在し続けたいと思います。

無印良品の店舗は現在、全世界で1400を超え、商品も衣料品や生活雑貨、食品をはじめ、飲食や空間設計、そして家まで、幅広い商品とサービスを展開しています。
しかしその思想の根幹は誕生当時と変わらず、北をさす方位磁石のように、生活の「基本」と「普遍」を指し続けます。

ものづくりの考え方

環境・社会に配慮した3つの視点、①素材の選択、②工程の点検、③包装の簡略化、を守りながら商品をつくり続けています。

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アドバイザリーボード

時代に応じた無印良品の未来をいかにつくっていくかを、経営と議論し方向づけをしていく、当社独自の機関です。

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商品アーカイブ

無印良品の誕生は1980年。創業以来変わらない考え方でものづくりを続けています。

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